ティルティル クッションファンデ色選び|40代の正解は「赤の23N」!厚塗り回避テク

ティルティル クッションファンデ色選び|40代の正解は「赤の23N」!厚塗り回避テク

「SNSで話題のTIRTIR(ティルティル)のクッションファンデ、使ってみたいけれど若作りになりそうで怖い」「種類が多すぎて、どれが自分の肌に合うのか選べない」

ドラッグストアの棚の前で、そんなふうに立ち尽くしてしまった経験はありませんか? 実は私もそうでした。40代の肌は、隠したいシミやくすみが増える一方で、厚塗りをすれば一瞬で「老け見え」してしまうという、非常に難しいバランスの上にあります。

でも、安心してください。数多くの失敗を経てたどり着いた、40代の私たちにとっての正解は明確です。それは、「マスクフィット レッド クッション(赤)」の「23N サンド」を選ぶこと

そして何より重要なのが、「内蓋でファンデーションを落とす」という引き算のテクニックです。この記事では、色が合っていても塗り方で台無しにしてしまう「厚塗り事故」を防ぎ、夕方まで若々しい肌をキープするための具体的な方法を、余すことなくお伝えします。

この記事の著者

高橋 ゆかり 40代専門・大人美容ライター / コスメコンシェルジュ
「私も最初は失敗して白浮きしました」という共感から入り、プロの知見で「大人の正解」を導く頼れる同世代の先輩。美容誌での「大人の韓国コスメ」連載を持ち、自身も40代で肌の曲がり角を経験中。

目次

なぜ40代がTIRTIRを使うと「白浮き事故」が起きるのか?

「いつも日本のファンデーションでは『標準色』を使っているから、TIRTIRでも真ん中の『21N』を選べば大丈夫よね?」

もしそう思ってカゴに入れようとしているなら、少しだけ待ってください。実は、ここに40代が陥りやすい最大の落とし穴があります。

韓国コスメの「標準色」は日本の感覚よりも明るい

私たち40代が普段慣れ親しんでいる日本のブランドのファンデーションと、韓国コスメであるTIRTIRのファンデーションでは、色の基準が大きく異なります。

一般的に、韓国のベースメイクは「肌を明るく白く見せること」を好む傾向があります。そのため、TIRTIRの「21N アイボリー」は、日本の一般的な標準色(オークル10や20相当)を使っている方にとっては、ワントーン以上明るく発色してしまうことが多いのです。

私もやってしまった「首との色の断絶」

正直に告白しますと、私も最初にTIRTIRを購入した際、何も考えずに「21N」を選びました。そして翌朝、鏡の前で愕然としました。顔だけが白く浮き上がり、首の色とくっきりと分かれてしまっていたのです。

顔が白く浮くと、肌の粗は隠れているはずなのに、なぜか「無理して若作りしている感」が出てしまい、結果として実年齢よりも老けて見えてしまいます。40代の肌に必要なのは、無理な白さではなく、くすみを払拭する自然な血色感です。 だからこそ、色選びの基準を一度リセットする必要があります。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 日本のファンデーションで「標準色」または「少し暗め」を使っている方は、迷わず「23N」を選んでください。

なぜなら、多くの人が「21Nの方が肌が明るく見える」と誤解しがちですが、40代の肌において首の色と乖離した白さは「老け見え」の最大要因になるからです。自分の肌色に溶け込む色を選ぶことこそが、透明感を引き出す近道です。

ティルティルクッションファンデ色選びの結論!40代のくすみ・シミを救うのは「赤の23N」です

TIRTIRクッションファンデ4種のカバー力と保湿力の比較図。赤のレッドクッションが40代の肌悩みに最も適していることを示している。

では、具体的にどの種類と色を選べばよいのでしょうか。結論から申し上げます。40代の肌悩み(シミ・くすみ・乾燥)を解決するベストアンサーは、「マスクフィット レッド クッション(通称:赤)」の「23N サンド」です。

なぜ「黒」や「ピンク」ではなく「赤」なのか?

TIRTIRには主に「赤」「黒」「ピンク」「シルバー」の4種類がありますが、それぞれの特徴と40代の肌との相性を整理しましょう。


「マスクフィット レッド クッション(赤)」は、高いカバー力を持ちながら、アスタキサンチンなどの美容成分による保湿力と上品なツヤ感を兼ね備えています。

一方で、「マスクフィット クッション(黒)」はカバー力が最強ですが、仕上がりがマットで乾燥しやすく、時間が経つと目元のシワに入り込んでしまうリスクがあります。また、「マスクフィット オールカバー クッション(ピンク)」も同様にマットな仕上がりです。「マスクフィット オーラ クッション(シルバー)」はツヤが綺麗ですが、40代のシミを隠すにはカバー力が少し物足りません。

つまり、「赤」こそが、乾燥を防ぎながら肌のアラを隠したい40代にとっての最適解(ベストバランス)なのです。

「23N サンド」が魔法の色である理由

色は「17C」「21N」「23N」の3色が主要なラインナップですが、前述の通り、日本の40代女性の肌に最も自然になじむのは「23N サンド」です。

「23N サンド」は、健康的なオークル系の色味で、40代特有の黄ぐすみや赤みを自然にカバーしてくれます。「色が暗いのでは?」と心配されるかもしれませんが、肌に乗せると不思議なほど馴染み、白浮きすることなく、内側から発光するような自然な明るさを引き出してくれます。

「隠したいなら、塗るな」脱・厚塗りおばさんのための”内蓋”活用術

「赤の23N」を手に入れたら、次は使い方の問題です。ここで多くの人がやってしまう間違いが、「パフにファンデーションを取って、そのまま肌にのせること」です。これをやってしまうと、どんなに良い色を選んでも一発で厚塗りになり、崩れやすくなります。

40代のTIRTIRメイクにおける最大の秘訣、それは「内蓋(うちぶた)」を使った量調整にあります。

ステップ1:パフの「上部1/3」にだけ取る

まず、クッション面にパフを押し付ける際、パフ全体にべったりと液をつけてはいけません。パフの上部1/3程度の面積に、ちょこんとファンデーションを取るだけで十分です。 TIRTIRのファンデーションは非常に伸びが良いので、この少量で全顔をカバーできます。

ステップ2:【最重要】内蓋のザラザラで「落とす」

ここが運命の分かれ道です。パフに取ったファンデーションを、すぐに顔に塗ってはいけません。コンパクトを開けた時に見える黒い内蓋(ザラザラした面)を使って、パフをトントンと叩き込み、余分な液を徹底的に落としてください。

この工程には2つの意味があります。

  1. 量の調整: 余分な液を落とし、厚塗りを物理的に防ぐ。
  2. 均一化: ファンデーションをパフの内部まで均一になじませ、ムラ付きを防ぐ。

パフの表面に液が残っておらず、「色が染み込んでいる」状態になるまでなじませるのがコツです。

ステップ3:顔の中心から外側へ「薄膜」を張る

肌にのせる際は、スタンプのように強く叩き込むのではなく、顔の中心から外側に向かって、優しくタップしながら薄い膜を張っていくイメージで塗布します。

シミが気になる部分には、内蓋に残ったファンデーションを指やパフの先端に少しだけ取り、コンシーラーのように重ね付けをしてください。これで、厚塗り感ゼロの若々しい肌が完成します。

さらに美肌へ!相性の良い下地と崩れ防止Q&A

基本は「赤の23N」単体でも十分きれいですが、さらに完成度を高めたい方への応用編です。

乾燥崩れを防ぐ「下地」との合わせ技

TIRTIRは密着力が高い分、乾燥肌の方は夕方に少し乾きを感じることがあります。そんな時は、同じTIRTIRの「マスクフィット トーンアップ エッセンス(ベージュ)」などの保湿系下地を仕込んでおくのがおすすめです。

「マスクフィット トーンアップ エッセンス」は、スキンケアのような保湿力があり、ファンデーションの前に塗ることで肌の水分量を守り、乾燥によるひび割れや毛穴落ちを防いでくれます。

よくある質問 (FAQ)

Q. マスクに本当につかないのですか? A. 完全に乾けばつきにくいですが、塗った直後はつきます。塗布後、数分置いて肌に定着させるか、軽くティッシュオフしてからマスクをすると、色移りを劇的に防げます。

Q. 夕方になるとくすんで見えませんか? A. 「マスクフィット レッド クッション(赤)」は、時間が経っても酸化しにくい処方になっています。ただし、皮脂と混ざるとどうしても色は沈むので、その点でも最初から白すぎる色を選ばず、肌なじみの良い「23N」を選んでおくことが、夕方のくすみを目立たせないコツです。


まとめ:40代のTIRTIRは怖くない。「赤の23N」で自信を取り戻そう

「若作りになりそう」と敬遠していたTIRTIRですが、選び方と使い方さえ間違えなければ、私たち40代の強い味方になってくれます。

  • 種類は「赤(マスクフィット レッド クッション)」
  • 色は「23N サンド」
  • 使い方は「内蓋で落としてから塗る」

この3つのルールさえ守れば、コンシーラーで必死に隠していたシミも、夕方の疲れ切ったくすみ肌も、驚くほど自然にカバーできます。

もし、いきなり現品を買うのが不安であれば、「ミニサイズ(4.5g)」から試してみるのもおすすめです。ドラッグストアやバラエティショップで千円台で購入でき、お試しや持ち運びにぴったりです。

明日の朝、鏡を見るのが楽しみになる。そんな体験を、ぜひTIRTIRで手に入れてください。


参考文献

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